実用プラズマ電極
実験室レベルのプラズマアクチュエータ試験では、プラズマ電極としてポリイミドテープと銅箔テープを用いた電極を使うことが多いです。しかし耐久性には大きな課題があります。
プラズマアクチュエータの実用化を目指し株式会社朝日ラバーでは世界で唯一の実用プラズマ電極を開発中です。その厚さは1㎜強。物体の形状を大きく変えることなく装着が可能です。
本研究室でも2019年より共同での実験を開始しました。2019年は実用プラズマ電極に及ぼす降雪の影響をR2棟自然雪風洞施設を使って検証。降雪時にも問題無くプラズマ発振できることを確認しました。
株式会社朝日ラバーの実用電極を用いたフィールド風車での試験も、産総研の福島再生可能エネルギー研究所(FREA)で始まっています。FREA”再エネのしくみ”から風力エネルギーをご覧ください。