風洞試験装置

風車研究用に,雪を60m/sで飛ばせる特殊風洞を製作中です。2021年度の卒業研究として取り組みました。雪の投入方法検討は次年度繰り越しです。

研究室の実験装置を紹介します。

現在、流体工学研究室には荏原製作所製の400mm×400mmの吹き出し部を持つ、最大風量240m^3/min、最大風速25m/sの回流風洞と、第一期生が組み立てた小型回流風洞があります。こちらは200㎜×400㎜の試験部をもつ最大風速10m/s程度の試験装置です。

また第二期生が設計製作した可搬可能な簡易風洞もあり、こちらは展示会やオープンキャンパスでのデモ試験に活用しています。


北海道科学大学R2棟にある大学共用施設の自然雪風洞を用いた試験も2020年2月に実施しました。この風洞は風洞上部及び下部より自然雪を供給することができるようになっています。

積雪寒冷地ならではのさまざまな降雪や積雪の影響を実験観測できる特殊風洞です。